Caetano Veloso "Novelas"

Novelas

　ブラジルの有名シンガー、カエターノ・ベローソ。中古で購入。
　一曲目がジョアン・ジルベルトばりにギターのみの弾き語りだったので、おっ初期のライブ盤？と思ったけど、編集版で、「テレビドラマとかの挿入曲として使われた曲集」だそうな。ま、そんなわけである種のベスト盤やね、あちこちに聴いたことあるような曲ばかり。
　しかしそうした制約のためか、ごてごてがちゃがちゃしていないアレンジが多く、楽しめました。BGMには確かにちょうどいい。

　一曲印象的なテイクがあって、ベース＋ボーカルでやってるやつ。そうかけばまるではなわか？といった編成ですが、ベースラインがとにかくうねうね動いてかっこいいの。曲は他でも聴いたことあるやつだけどあのラインは予想つかんなあとおもった。それに、あれドラマで使われてたらそっちばっかりに気が散ると思うなあ。いったいどんなドラマや。

ところで、カエターノ・ベローソは、日本で言うと誰にあたる位置付けなんでしょうか。加山雄三？いや、それは違うやろ。ミルトン・ナシメントは三波春夫に違いないと勝手に思っているんですけれど。