John Coltrane "Giant Steps"

Giant Steps

　いわずと知れた、超有名盤。Elvin Jones逝去の悲しみに、つい借りてみたが、よく見ると、ドラムはアートテイラーであった。勘違い。

　というか、持っていないの？といわれると、赤面ですけど。ええ。僕結構名盤持ってません。Bag's Grooveも持ってませんよ。

　ああ、でも聴き始めると、納得。絶対これ聴いたことあるわ。誰かの家でな。それに、これ聴いてみんなコピーしたくなる気持ちわかるわ。ジャコのドナリーと一緒やわ。

　当時は知らないが、今聴くと、びっくりするほど聴きやすい。ギャレットとかを通過しているのだから、僕らは。

　それにしても、ボーナストラックが6曲(+6)というのは、このアルバムにアルバムを通しての構成というものがもしあるのならば、まるっきり台無しの暴挙だと思う。「コピー練習用」なら別にいいし、きっとそういう使われ方が多いのだろうか。

　ところで何も知らない高校生の時、このボーナストラックの(+）の数字が、おすすめ度と思っていたことがありました。駄盤を買って、ずいぶんお金を無駄にしたものです。