『スクール・オブ・ロック』

スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

あーもー、ベタだけどもー、やられたー。やっぱ音楽っていいわ。

それにしても、主人公のおっちゃんは、当初コンビニバイト感覚で教師を引き受けたわけですけど、そのやるきのないっぷりには引いた。日本人ならもうちょっと教えるふりくらいするよなとか思っちゃう。アメリカの人のダメな人の職業意識のなさっぷりとか、モラルのないっぷりは正直あんまりすぎて笑えません。

　ぼくはブルースブラザーズとかも大好きなんですけど、ジョン・ベルーシの反社会的行動、途中でちょっと引いちゃうんだよねー。
　ま、だから一皮剥けないのかもしれないけどさ。じゃあ自分の本性に反して無頼を気取るってのももっとダメダメな行動かなとも思うので。

　クラス委員長のすきっ歯の子にちょっとぐっときました。一瞬「だけじゃない帝人」の子か？と思ったりもしましたが。それから中国人のキーボードの子の動きが、自分的には好きでした。あれはある意味クールだと思う。ある意味。爆笑。

　私はロックは殆ど聴かないのですが、ハイラム・ブロックといい、アル・マッケイといい、「ぽっちゃり系ギター」が好きなので、主人公のいけてなさは割と好きです。また一人僕の脳内ぽっちゃり系ギターフォルダに一人加わりました。