ちょっと前にスミルノフ教授に紹介されていたやつ、やっと買いました。
このジャケ写は輸入盤で、残念ながら僕の買ったのは日本版。日本版はパッチワークみたいにちっちゃい写真が集まっている普通のジャケ。
…… うーん、これ、どうかなぁ……
(最近こんなんばっかり)
正直、スチールドラムという楽器の特性上しょうがないのだけれど、ピッチが悪すぎるのだ。それでもって、みょうに残響が残る。きっとフルスケールのドラム缶スチールドラムだからだ。
さらに合奏でやっているもんだから、グワングワングワングワン
もっとも、裏を返せば、それがスティールドラムの醍醐味なのかもしれない。いや、でもコーラスも微妙にピッチが悪いぞ。
でも、たとえばジャコパスのモントリオールコンサートのスティールドラムのおっさんは、こうじゃなかったで。あの、スモックみたいなの着てたおっさん。あれは、スモールスケールのスティールドラムだったけど。
あと、微妙にグルーブがのろい。
これも、よくいえば「のんびりとしている」悠久なる感じなのだろうか。
選曲とかは結構いろいろ工夫してたけど、あんまり賛同できなかったです。ごめんなさい。演奏の段階で不純物が大きい、精度の低さが目につく。
でも、ひょっとしたら、いいスピーカーで聴いたら感動するかもしれん。
そんな感じの凄みはある。