なんかで紹介されていたので読んだ。
ものすごく、わけのわからない外国の料理を食わされて、
よくわかんなかったけど結構うまかったな、みたいに思った感じに似ていた。
読み味とか、ダメ人間のダメ生活とかは、町田康にも似ている気がする。
夜の生活の人たちの昼間の駘蕩、華やかなステージの裏、楽屋裏のリアルな現実。
オフビートな感じ。
それにしても、自分の母親がいわゆるファムファタル系の男性関係に事欠かない女性だったら、どんな感じなんだろう?
小説としては、社会規範から自由に恋愛をしてゆく人間のさまが、作中で主人公がかかわる猫のありようなどとコントラストが描かれていたりとか、僕には全然よくわからないけど、いろんな技巧が凝らされているとは思う。よくわからないけど。
表紙のアンナ・カリーナの写真がネコのような美人で引き込まれる。
内田百閒「ノラや」もかつて読んだけど、あれはどんな話だったかしら。
