半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

「お金に困らない人が学んでいること」

ウォール街は唯一、ロールスロイスで送り迎えされる人が地下鉄で通う人からアドバイスをもらうところです

まあ、本のタイトルに釣られてる感はあるよな。
「お金に困りたくない」と思っている人の気を惹くために、そういう本のタイトルにしている。

本の内容を正確に言えば「お金に困らない人は学んでいる」というタイトル。
でも、それって身も蓋もないよね。そして本はそれじゃ売れないし。

・学び続けましょう
・学ぶ力がある人だけが生き残ります。
・おもしろいと学び続けられる(その意味で昔からの「勉強」という概念はあまりよくはない)
・学びへの意識の変化が先。スキルの蓄積はあとでいい。
・「自分は成熟した」と思ってしまったら、そこからは腐るしかない。
・「意志は弱い、願望は強い」(長続きさせるコツ)

まあ、エグゼクティブは読書してますよ。
みたいなもんで、先祖代々の地主とか富裕層は知らないが、僕の知っているそれなりの立場にいる人は、結構な量の読書だったり講演会を聞いたりしている。僕みたいな田舎経営者だって、それなりに本は読む。そうでないとあっというまに浦島太郎になってしまうから。

学びの具体的なアドバイスもいろいろあり、面白かった。
・付き合う人がかわると意識があがる
・知識には「一生使えるもの」「時間が経つと使えなくなるもの」がある
・現場で必要とされる能力と、中間管理、トップマネジメント層で求められる能力は、まったく異なる
・広く学ぶことと深く学ぶことの掛け算が重要
・お金を稼ぎたいと思っているのに、お金について学ばない人が多すぎる

参考:
halfboileddoc.hatenablog.com
読書というのはもっとも低コストの学びだとは思う。

halfboileddoc.hatenablog.com
この本では起業しましょう、的な話です。学び、についてはあまり強調されていないけど、そりゃするでしょ、って感じ。

halfboileddoc.hatenablog.com
この本は、そういうこと言ってないな。

halfboileddoc.hatenablog.com
これも「超一流は学んでいる」とは言ってはいないね。

halfboileddoc.hatenablog.com
華僑のWay of Lifeには「勉強」というのはあまりないのかも。でも中国の新興ビジネス層はむっちゃくちゃ勉強(情報収集)してるよね。