今週のお題「買ってよかった2021」
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
コロナイヤーの二年目である2021年には、いろいろな変化があった。
焚き火
第四波以降、山間部にある古民家で、親しいジャズ仲間で集まって焚き火をしたりした。*1
古民家は20年ほど前に両親が廃屋を購入しフルリノベをした物件で、早い話が別荘である。
ここ最近は使っていなかったのだが、コロナ禍でどこにも行けない状況では救世主となった。
焚き火台、焚き火パーティーのためのグッズとか、そういうのを一式揃え、週末は庭先で肉を焼いたりダラダラお酒を飲んだりしていた*2
アウトドアグッズを何しろ買いまくったので、そこは結構お金がかかり、物欲を満たすのにはちょうどよかった。
アウトドア初年兵だったので、良し悪しはあまりわからず無我夢中で買いまくっていたように思う。*3
焚き火台はColemanのファイヤーディスク、SoloStove Campfire、Helinoxっぽい椅子、テーブル、ランタン。火起こしの道具、アルコールランプや料理グッズなどなど、すべてのアウトドアグッズを手当り次第、ドン引きされるくらい、モノを買いまくった。
ただし、古民家での焚き火パーティーは、アウトドアとも言えない。
ウォシュレットのトイレもあるし、寝具も、床暖もある。
冷蔵庫もあるから、クーラーボックスで食材を運ぶ、ということもしなくて済む。
あまりにここが便利すぎて、テントやタープを使った本格的なキャンプには発展しなかった。
今年はどうするか、考え中。でも多分やらない。時間ないもん。
Apple Watch series 7
Series 4からようやく7にアップデート。大きな変更点はないが、ライフログレコーダーとしてパラメーターが地味に増えていることに感動した。シェアなどを考えるとデファクトスタンダードになりつつあるから、おそらくこの先ヘルスケア業界のICTを牽引するのであろうと思っている。
蓄積された情報を(本人の許可を得て)第三者が利用できる段階に入れば、進化はさらに進むんでしょうね。
それにしてもちょっとずつ性能が進化しているけど、相変わらず使用可能なバッテリー時間は一日前後なのがおもしろい。
バッテリーが長持ちするようには絶対に進化させないのだ。アップルは。なぜだ。
MacBookPro 2021 (14inch, M1pro, 16GB)
M1チップのMacBookAirがあまりに衝撃だったので、職場に据え置き用のMacBook ProをM1チップ製品が出れば買い換えようと決めていた(今まではMBP2016だった)秋に出たやつを、やや低スペックのものを買ったけど、動画編集はちょっと考えられないくらい速くなっていて驚いた。ただし、そこまで機械を限界まで使いこなす機会もないのが正直なところ。
おじさんがスポーツカー乗っているようなもんだよね。
それにしても新しいMacBook Pro、MagSafeは復活しているし、HDMI端子とかそういうのも復活してごちゃごちゃしている。
USB-Cのみに収斂してゆくという進化の方向性を「なかったこと」にして、過去のスタイルに回帰した。
なんか、社内の派閥抗争でもあったの?と言いたくなる。
ルーフキャリア
これについては過去記事を参照。
halfboileddoc.hatenablog.com
LEXUS UXは致命的に積載量が少ないという欠点を補えるので、いい買い物だったとは思う。
ただ、はずした時の置き場所に困るという問題は、未だ解決していない。
パラコードでガレージに吊り下げてやろうと思っているけど、いろいろ大変なのでまだ、そのまま和室に置いています。
SV-2
諸事情にて、ちゃんといい音のするステージピアノというかキーボードが欲しくなり、Korg SV-2を購入した。
私はキーボーディストの素養はないので、適当に弾いているだけだが、いわゆるFender Roseの音とかはすごくいい。
真空管アンプを仕込んでいるからだと思う。
各種エフェクトもアナログ感があり、初期の電気楽器の持つ「アナログ感」に満ちあふれている。デザインも丸っこくてレトロフューチャー感があり、かわいい。とても満足している。
問題点は重さ。重いね!キーボードって。
ちなみにキーボードアンプは今まで持っていたRoland Cube Streetを使っているが、今ひとつしっくりこない。おすすめありませんか。
10月の地元のジャズフェスで弾いてもらったので、大林武司さん(MISIAのサポートピアニストでもある)のサイン入りでもある。
いいでしょー。(ちなみに後ろには置き場所に悩んだルーフキャリアが鎮座ましましている)
ソーダストリーム
上述の焚き火パーティーの時に大活躍。水の代わりに炭酸水を飲む人は案外多いということを発見した。そういう人にとってはちょうどいいんじゃないかな。
電力もいらないし、作業自体もなかなか楽しいですね。
ボンベをそろそろ買い足さないといけない。
一連のコーヒー道具
焚き火、アウトドア生活から、コーヒーを挽いて飲む生活に憧れ、この歳になって初めて定期的にコーヒーを飲む生活が始まった。
(このへんの経緯は、「コーヒーおいしさの方程式」 - 半熟三昧(本とか音楽とか)参照)
KOGUのコーヒーミル、ドリッパーから始めた。
のだが、結局自宅では、HARIO式のドリッパーと、電動コーヒーミルに落ち着いた。
というか、この生活に入っても、コーヒーが美味いと思ったことはないし、ブラックコーヒーも飲めない。
妻はコーヒー飲みなので拙い私の手挽きコーヒーを飲んでくれるのだが(私はコーヒー牛乳にする)。
まとめ
「立って半畳寝て一畳、天下とっても二合半」という言葉がある。
人生も後半になってくると、個人でお金使って衣食住をレベルアップするのも、もう限界だし、そもそもレベルアップする必要性さえなくなりつつある。自分のためだけでお金を使うのは限界がある。
人のため(家族であるとか、それを使う友人知人の喜ぶ顔をみたい)とか、そういう名目でお金を使う方が楽しい。
今年はそれを痛感した。
焚き火が楽しかったのでソロキャンプ…とも思ったけれどもそれには全く心を動かされないのは、多分そういうことだ。
歳をとることは、自分が主人公から脇役にまわることだと思う。