あちゃあ、もう9月だよ。どんどん思索の時間が減っているような気がする。
トランプ政権というのは一体なんだったのか。
そして民主党政権とは、なんなのか。という本。
・アメリカの政治とカネの話
・アメリカの貧困と政治分断の話
・アメリカ株自社買いのシステム
アメリカに住んでいない僕には、肌感覚でこれを知ることはなかなか難しい。
ただ、アメリカのリベラル・グローバル層というのは、いわゆる昭和日本の「リベラル」という名の社会主義志向の平等主義ではなくて、能力主義による格差社会だったりする。
バイデンが軍産複合体やニュー・エコノミーの傀儡というのは、多分そうだと思う。
バイデンってずっと政治の表舞台にいて、一顧だにされないまま、大統領になれなかった人物だったわけで、このタイミングで大統領になるんか、と僕も思った。キーパーソンはそういう意味でハリス副大統領なんでしょうね。
例えば僕たちが子供の頃、ジャパンアズナンバーワンなんてイキってた頃は「英語には敬語がない」なんて馬鹿なことを平気でのたまっていた。
そりゃ占領軍に「日本人12歳」なんて言われてしまうわなあ。*1
なかなかおもしろい話なのだが、コロナで世情がここまでドタバタしていて、世の中が想像以上の展開をみせると、どんな裏事情を開陳させられても、今ひとつ咀嚼しにくいのが現実。
それにしても、バリバリの経済畑の人間が語ることが、陰謀論に聞こえてしまうのは、やはり世の中には表と裏がある、ということなんでしょうなあ。
現実はいろんな視点を組み合わせて足し合わせて見えてくると思うので、ちょっとこの本僕咀嚼しきれてないように思います。