オススメ度 60点
分量度 かなり少なめ
マインドマップ術なのか、それともメモ術なのか…、
その間のところを狙った本ということになるだろうか。
結論からいうと、
・うだうだ悩んでいるくらいなら、問題点を書き出して、実行するものは実行しよう。
・書き出してしまうと論点が整理できることもあるし、覚えておかなきゃ…と思うことも少ない。
・書き出して可視化しよう
・書き出したもののなかからTo Do リストを作って、できることをやろう
・他人は変えられない、変えるのは自分の行動のみ
という割と当たり前の感じのことを書かれている。
が、どうしても、仕事が煮詰まっていると、こういうことをしない傾向にはある。
書き出してみる、というのは立ち止まって俯瞰する効用があるので、当然約にたつのだ。
そういう習慣が全くない人が、この本を読んで、とりあえずやる、入門編としてはいい本だと思った。
人生の折返しを過ぎたビジネスパーソンにとってはいささか入門編すぎるかな、とは思ったけど。
僕も大雑把な性格だが、さすがに経営者になってから、あまりにも扱っている案件が多すぎるために、こういう「書き出し」を必要に応じてやっている。
それでもやっぱり範囲が大きすぎるがゆえに、扱いきれていないし、日々更新するのは苦手で、数ヶ月ごとに刷新する形になってしまう。
時々は初心に戻るべきだなあ、と思った。
ビジネスマン3年目までで、頭のなかがとっちらかっちゃっている人、どちらかというと要領が悪い、と言われている人にオススメかも。(要領のいい人は、大なり小なりこういうことをやっているはずだから)
参考:
halfboileddoc.hatenablog.com
書き出し、というのとは違うけど、スマホのメモをうまく使う方法。
halfboileddoc.hatenablog.com
ビジネスに限らないけど、計画→実行という点ではこの本もなかなかいい。
halfboileddoc.hatenablog.com
これは、同じようなことだけど、もう少し役立つ、かな。ビジネスの要諦に触れているような感じ。
いずれにしろ自己を客観視して計画をたて、実行するというのはビジネスに必要なこと。