Kindle Unlimitedで。
私はウェブライターというのをしたことがない。
質を問わず文章を書くことはできるが、Webライティングで必要とされる「万人受けする文章」を書くのは苦手だ。
というか、楽しくないのでやらない。
私は、自分が読んで楽しい文章しか書かない。
私は速読・濫読派なので、それはボリュームマシマシなのである。
メガ盛りの定食屋が、女子受けのカフェ飯を作れないのと同じなのである。
この本では収入別の三段階にわけて、それぞれの段階で必要なスキルなどを簡潔に紹介している。
第一段階:月5万(副業)
第二段階:月15万(専業Webライター)
第三段階:月50〜100万
第一段階では、平日1000文字、休日に3500文字、30日で5万文字。らしい。
SEO記事の書き方の要諦、構造
読みやすい文章を書くための10のルール
読者に何かを教えるときは「全体から個別、抽象から具体」を意識
納得させるときはPREP法(要点・理由・例示・要点)
プロジェクト式の案件が高額
第二段階:30日で15万字。(10万字x文字単価1.5円の仕事であれば月収15万)
専門知識を要する文章は 文字単価2〜3円。
第三段階のライターに必要なのは、文章力ではなく、もっと根源的な部分
仕事のすすめかたや、カバーの方法や、仕事獲得の経路の多さとか、効率化とか…
文章術という点のノウハウと、ウェブライティングという職業のノウハウとが両方バランスよく述べられていてよかった。
また、ウェブライターとして第三段階は「夢」だと思うが、そこの具体的なノウハウが惜しみなく開陳されているのも有用だと思う。(多くの仕事術と同じ内容だとは思うが)
僕は医師免許剥奪でもされない限りウェブライティングはやらないとは思うけど、特定ジャンルの「仕事術」として参考になることは多かったように思う。こういう金にもならない垂れ流し系Blogを書いていることに少し反省したりもした。