オススメ度 90点
ちきりん女史のBlogとか書籍は、個人的には随分読んでいるから、なんとなくだいぶわかった気でいる。
これはTwitterに書かれた一言集。
Twitterのつぶやきをまとめると、昔でいうと「箴言集」のようになるのが、いかにも現代的で面白い。
- 作者:ラ・ロシュフコー
- 発売日: 2019/07/12
- メディア: 文庫
- 作者:修司, 寺山
- 発売日: 1997/09/30
- メディア: 文庫
ちきりん的な思考には慣れている自分にとって、ちょうどいいインデックスになっているので、オススメです。
まあ、ちきりんさんのTwitterを全部みると、載っている内容。その意味ではお金を払って購入する意味はどうなの?
と考える人も多いかもしれない。
けど、Kindleって、ちょっといいなと思ったところにハイライトでマーキングすることができるわけで、
「自分ブックマーク」が簡単にできるという意味ではこういう形でまとめてくれると助かる。
・「思考力の高い人、低い人」がいるのではなく、「なんも考えていない人」と「すごく考えている人」がいるだけ。
・5分考えたことを5分話す人と、100時間考えたことを5分話す人がいるんだもん。おもしろさが違ってあたりまえ。
・市場の一番の特徴は「多様性」と「混沌」だから、整って安定してる環境でしか力を発揮できない人はこれから厳しい。
・「学校は役に立つはずだ」というコンセプトは「多額のお金が必要なものは価値があるはずだ」という一般的な錯誤から導かれる、個別錯誤だよね。
いや、これキュレーションが凡庸だな。もっといいつぶやきも多数あります!