『即席ビジンのつくりかた』東村アキコ

オススメ度70点
金の勢いに若干ひるむ度 80点

即席ビジンのつくりかた (ワイドKC)

この前峰なゆかのオシャレ本を取り上げましたけれども、そのときに引っかかった東村アキコのこの本。
halfboileddoc.hatenablog.com

そりゃ峰なゆかもAV女優だった経歴を考えると、おきれいな人だけれども、本人も言っているように昭和顔。
対して東村アキコは、ちょいとけばい系ではあるが猫顔の美人。以前に『漫勉』で思った。
ビジンオーラ、というか、スクールカースト上の方っぽいオラオラ感がある。
大量のアシスタントを統率して大量の原稿を仕上げるマネジメント力、リーダーシップも、どちらかというと人間の格が高そうな感じもする。
『漫勉』よりも『カンブリア宮殿』の方が似合っているんじゃないんか、という感じさえした。

そんな人間が、美容体験漫画。

かなり高額のエステとか、いろんな健康法・美容法を体当たりで経験してやつを、赤裸々に漫画にしてゆく。
医者からすると、エステ・整体、各種美容法って、根拠も乏しいし、プラセボも多分にあるやろ、とか思っていたのだが、
小顔になったビフォアー・アフターとかの写真をみると、目に見える変化って強いな、と思った。

しかし金掛かってそう…女子はお金使う対象がいっぱいあって、大変だと思う。