- 作者: 架神恭介
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2015/04/25
- メディア: Kindle版
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きっかけは何だっただろう?Kindleで日替わりセールだったのかな?
Amazonでポチッと購入。
聖書を現代人の僕たちが先入観なしに読んだらいろいろヤバイぜ!という本。
なんせ、旧約聖書は絶対神ヤハウェに関する聖典なわけで、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、いずれも、ヤハウェを崇める宗教。世界で大勢を占める宗教。
日本人の僕らは、粛清されても文句言えない異教徒っすから、あんまりこういう本だしたらいかんのじゃないかなあ、と思ったりもする。
ドキドキ。
イスラム教の茶化す本書いた人は暗殺されたりしましたよね。
80年代サブカルっぽい、斜に構えた、ふざけた文体で書かれていますが、これ、かなり下準備は要している労作だと思いました。
ちなみに、第一章で神の創造は 光 蒼穹(天)地と海 植物 太陽と月 動物 人 の順番に創造した、となっているけど、
二章では 人 植物 動物 の順番で、いきなり矛盾していない? という下りでは、いきなりずっこける。
これは割と有名な話であるそうだが、聖書は古代からの複数の言い伝えをまとめているがために矛盾がすごく多いそうで。
ファンダメンタリストって、すげえ大変なんですね…… と思った。
実際、一神教の「絶対帰依」ってちょっとついていけない…と思っていたんですけど、いちいち適切なツッコミが入るおかげで、僕らにもわかりやすく、聖書を読むことができる。信者の方々は絶対こんな読まれ方は求めていないだろうけど。