- アーティスト: ラーシュ・ヤンソン・トリオ
- 出版社/メーカー: スハ゜イス・オフ゛・ライフ
- 発売日: 2010/09/08
- メディア: CD
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スタンダードものは、どうしても「お勉強」的に聴いてしまう自分がいて、いつも反省するのですが、北欧ピアニスト、ラーシュ・ヤンソン様の新譜は、待望のスタンダードもの。
この人、ものすごく日本人の琴線に触れる演奏をします。多分その辺りの「甘み」は好みが別れるところだとは思う。1980年代にジャパンマネーで作られた ケニードリューの一連の作品集に近い感じ、といえばわかりやすいでしょうか。
「これはモテそうだ!」という。
しかしだね、実際、iPodじゃなくて、CDをわざわざステレオにはめて聴くんだったら、もう大人になっちゃったら、こんなんしかないんやて。仕事終わってからうるさい音楽聴きたくない。
それにしてもジャケットはそういうニーズからしたらどうなんだ?
顔人間?
ていうか、「顔人間」って、みんな顔人間だけどね。なんだかよくわからないジャケットです。
思い起こせば、ラーシュ・ヤンソンを初めて知ったのは、独身の頃、岡山の湯郷温泉に一泊旅行をした際、古い旅館をリノベーションしたわりとおしゃれな温泉旅館のロビーに、Bangs & Orfsenの卓上ステレオがおいてあり、そこで、かかっていたのがきっかけでした。別にお洒落・非お洒落を問わず、どこの飲み屋・居酒屋でもジャズはBGMになっていますが、ここのは確信犯で、感心したのを覚えています。