
- アーティスト: Bootsy Collins
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1998/04/24
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
くすくす笑いながら帰った。
ブーツィー・コリンズは、このジャケにもあるような、「星」がトレードマークの、ファンクの人です(サングラスのフレーム自体が星形のやつもある)。
どちらかというと(いや、かなり)変態です。
サウンドはとにかく、ねじがどっかはずれたような妙なテンションと、ゆるゆる感の絶妙のブレンドというか、まぁ、一言でいうと、適当なサウンドです。ものすごいダメなんだけれども、その、ダメ、も含めてオレであり、ファンクだろ?といわんばかり。
正直に言うと、そのルックスというか服装ほどは、サウンドは押し出しが強くない。なんか、ヘタレというか、喧嘩が強そうな感じはしません。パラグアイのGKチラベルト、「おまえそんなに上がっちゃだめだろ」みたいに、あまりにブーツィーがベースで高い方の音をペケペケしちゃうからかもしれない。全体として、ちょっと音が上の方に行き過ぎちゃってます。ズシン!ズシン!と低音が子宮に響いてこないんですね。いや、まー、子宮、ありませんけど。
声も微妙に高く、いかにも「クシリやってまーし」(ちゃんと言えてない)みたいな感じで、世間的には「ブーツィーボイス」といって珍重されるらしいが、どこがいいのやら。
大体、軽音の先輩でも、もっとも危ない先輩というのは、こういう感じの声質(と高さ)でありました。後ろからいきなりやってきて、無理難題をいいつけたりする人は、大抵こういう妙な高い声の人です。
ちなみに、家に帰って、家のステレオで聴いたら(DenonのPMA200AE)音はあまりにも広がらず、かなり相方があきれていました。ラジカセ・オリエンティッド・サウンディングだと思う。