半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

ポカスカジャン『なにかの縁です』

なにかの縁です

なにかの縁です

 ええと、なぜ私がこれを買ったかというと、 中古CD屋の入り口のところでジャケ面を表に「イチオシ!」的に堂々と置かれていたので。
ジャケ帯には、

結成は1996年、脱線音楽グループとして活動をスタート、ご存じワハハ本舗所属のトリオバンド。過激かつアバンギャルドな笑いをバンドにて体言する。テレビ・ラジオ出演、CMへの抜擢など多数。ネタのおもしろさからお笑い芸人と見られがちだが、実は生粋のミュージシャン。
 玄人受けする選曲やアレンジの妙などから同業のミュージシャンからの支持も熱い。「笑い」のための音楽ではなく、音楽が創造する興奮・感動を「笑い」でもってネクストレベルへ引きあげる。枠にとらわれないその姿勢はまさにロックスピリットそのもの。
 笑い・涙・興奮・感動→すべでまとめてポカスカジャン

 ということです。そりゃ買うよな。

 えーと、内容はわりとよくあるギター漫談といいましょうか、そんな感じです。テクニック的にはフォークギター世代のそれです。
 プレステもWiiも「ファミコン」とひっくるめるレベルでざっくりとまとめると嘉門達夫みたいな感じ。「過激でアバンギャルド」かどうかはちょっと言えません。
 ただ、『父親に贈るうた』はいいね。これはこの人達の『ヨイトマケの唄』みたいなもんです。うちの相方はえらく気に入っていました。残念なのはは第二楽章の人の声がマイクレベルが小さくて聴き取りづらかったことです。

 しかしこの曲、CDの半分を占めてんじゃないか?すごい長い。

で、ジャケはこれ。そりゃ買うよな。