エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポットVol.2
- アーティスト: エリック・ドルフィー,ブッカー・リトル,マル・ウォルドロン,リチャード・デイヴィス,エド・ブラックウェル
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2005/03/24
- メディア: CD
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名盤の誉れ高いこの作品。
Swing Girlsで、竹中直人扮する先生が、Swing Girls達に自宅がばれて、マニアな自室の中のシーン、ドラムの子がレコードを何となく触ろうとして、「触るな!」と怒鳴りつけたCDは、確かこれでしたね(vol.1だったかも)。
vol.1は2001年くらいに買った覚えがあります。vol.2を今更ながら購入。これは二曲だけ収録という、ものすごい、構成だけでもすでにフリー感ギンギンな作品。 そういう意味では、正直、Vol.1/vol.2のバランスがわからないです。vol.1とvol.2、まぁ印象としたら地続きであるのは間違いないけど、聴いた印象は少し違うなーと思う。一つのステージとして聴いたら、どちらの印象に近いんだろうか。
ブッカー・リトルとエリック・ドルフィー。共に、もう少し長生きしていたらジャズの歴史が変わったんじゃないかなあという二人です。
しかし、もし生きていたら、その後のジャズ冬の時代と直面したわけで、彼らがそれをどうやり過ごすことが出来たかというのは少し酷薄な想像ではあります。ぼろぼろになっていくエリック・ドルフィーもブッカーリトルも見たくない気もするわけです。