- アーティスト: Jamiroquai
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 1993/08/12
- メディア: CD
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最近は、「もうなにもかもうんざりだ、ゆっくり子育てでもしてえよ」などとBurn-outしているとかしていないとかの、ジャミロクワイの記念すべき第一作。
アルバムのライナーズ・ノーツを読むと、ジャミロクワイの命名の由来はネイティブ・アメリカンの"イロクォイ"族にちなんでつけられたらしい。
へーえ。
この一作目の時のJKの言には、あちこちにアース・スピリチュアルな感じがあるのが面白い。ジャミロクワイって発足当初は、スペーシーというよりはアーシーなコンセプトなんですね。
もちろんご存知の通り二作目、三作目以降は、そういったアーシーな精神性から離陸してどんどんスペーシーになっていくわけですが、音もそうで、3作目などはもう、アコースティックな楽器の音よりも、作り込まれた電子音で構築された、極めて宇宙音楽的な雰囲気があります。しかしこの一作目はえらく泥臭い音で、アコースティックな、生楽器を生かしたどファンクです。どろどろ、ではなく、割と洗練されたファンクですが、結構「つばきが飛んでくる」感のある雰囲気です。
で、ジャケットなどもそうで。今ではこのジャケット、Amazonなどでも出てこないから、本人達にしたら消したい過去なのかもしれないですけれども、中古屋で購入したジャケットはこのようなものでした。ハイ。
………
………えー。……
上の、Amazon紹介コーナーでは、ジャミロクワイのシルエットがつつましやかにあしらわれているジャケバージョンです。随分イメージが違う。この中古ジャケ、ネットで検索しても出てこないんで、JKなどの統一されたイメージ戦略からはずれている作品ではなかろうか。
いや、おもいもよらない面白い買い物をしました。音は多分一緒だろうと思うけど。
僕は、ジャミロクワイの中ではこの一作目が一番好きかなあ。