半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

バーコードリーダーを使って手持ちのCDリストをデータベース化する。

 細野不二彦がスピリッツに「電波の城」という漫画を連載しているわけですが、ストーリーの細部はともかく、虎の尾を踏んだかなんかして資料室に左遷された若い記者が、図書整理のような下らない仕事をやらされるというくだりがあるんです。そこで機転の効くその記者は蔵書管理のために、バーコードリーダーを利用するという描写があったんですね。

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 なぜこれを思いつかなかったのか。

 ところで、皆さん、おうちに、本、CD、どれくらいありますか?
 自分は趣味が音楽なのもあって、CDはなかなか捨てられないわけです。だいたい600枚超えた辺りから、もうにっちもさっちも管理できていないのが現状ですが、最近また買うスピードが上がってきておりちゃんと聴いているかとか、そういう以前に、もう場所がない。
 いままで、CDの整理や管理をしようと何度も試みてはいましたが、思い立って手入力しようとしても、とても出来るレベルではなかったんですね。

 というわけで、そうした懸案が一気に解決するかもなと思い、バーコードリーダーを探してみました。ネットで、安い奴を探すと7000円くらいだったので、とりあえず注文してみました。
バーコードリーダーZ-3080。ネットで適当に購入。

 こんなのが届きました。
 思っていたより大きいですけれども、重さは思っていたより軽いかも。

 先端からあの赤い光線がでます。多分この光線は長いこと見ていたら目に悪いやつです。
 USBに差し込むと、別にドライバを探りに行く様子もなく、結構簡単に起動できました。電源も不要です。
 ただし、差し込んで電源オンになった瞬間、「パラパパッパパー!!!」といかにも矩形波の電子音が鳴り響き、うるさいのが難点。あと、取り込んだりするときもピッピピッピうるさい。

 さて、肝心のバーコードをどうやって情報に変えてやるかなんですけれども、一番簡単なのは、Googleで検索してやることでしょうか。
 
これはたまたま手元にあった、Steve SwallowのReal bookというCDですが、CDのケースの裏側にバーコードが印刷されていたりするわけです。

 とりあえず、そのバーコードに近づけてみると、「ピッ」と矩形音がして、取り込まれます。入力デバイスなので、例えばブラウザのInputboxにカーソルがあれば、そこに数字が記入されるし、ワード上であれば、ワードに、エクセルであればエクセルに数字がずがっと入る。
 とりあえずはGoogleの検索窓にカーソルを当てて読み込ませてやりました。で、検索しますと、あったあった。Yahoo musicのようですが、アルバムがヒットしました。

 この様に、バーコードをネット検索してやりますと、目的のアルバムを探すことは出来るんですけれども、この作業を何百枚もこなすのは、はっきり言ってしんどい。

 自動化が必要ですね。
 最近のAjax関連の記事などを読んでいると、Amazonを利用して商品情報を手に入れるのというのが、Ajaxの練習問題としてよくのっていますね。あれを使ってやろうと思いました。
 とはいえ、僕はど素人なので、PHPとかjavascriptとかようつくらんし、オンラインのRDBデータベースなんかもよう作らんし、そもそも作る必要もない(なんでたかだか個人の蔵書録にそんなん必要なんだ)ので、Excelでこういった処理をやってやることにしました。
(続く)