半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

『寝ずの番』中島らも

寝ずの番 (角川文庫)

寝ずの番 (角川文庫)

 愛のある話しでしたね。ちょっぴりほろりとさせられる。
 中島らもはこういう「情けな笑い」みたいなのが上手い。感情の肌触りというか、一つの感情では説明出来ないなんだかもやもやした気持ちの表現に、いつも感心させられる。(ま、逆に言うと教科書には載りにくいのだろうとは思うけれども。)

 同じようなモチーフが、ダウンタウンのコントビデオ、Visualbumに収録されていた京丸一座のコントにあった。どちらが本歌なんだろうか。