Stevie Wonder "A Time 2 Love"

ちょっと前にちらっとMTVみてたらSo What The Fussやってて、かっこよかった。

A Time 2 Love

ソウル、というジャンルかどうかはわからんが、僕の中でのジャンル分けはそうなっている。ご存知神様仏様スティービーワンダー様の新譜。ツタヤで、なんか買ったらもう一時間駐車料金が要らなくなるので買った。明らかにツタヤにだまされてる私。

でもいいアルバム。
あんまりメロディーラインが残らないような気もするけど、あまりにもさらりと聴けてしまいすぎるのは単に僕らがスティービーワンダーの曲作りの文法に慣れすぎたせいだと思う。今のヒップホップとかポピュラーミュージックには彼のミームで満たされているもの。昔のスティービーワンダーは確かにすごいが、今でもやっぱりすごいと思うよ。
　たとえて言うとやね『タッチ』のあだち充は今でも野球漫画をあきもせず書いてますけど、質的な面でいうと、別に今の連載ってタッチよりつまらないわけじゃないのだ。けど社会的認知度からいうと圧倒的に『タッチ』だよね。それをもってあだち充もだめになったなどと言っていいものかどうか。そういうのに似ている。

　それにしてもスティービーワンダー、だんだん顔がむくんで(?)きて、まるでラーメンマンみたいだというのと、Time 2 loveっていうのはどうなん？それは『Ｅ〜気持ち』というのと同じじゃないのかというのが気になったところ。