半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

笑っていいとも 爆笑問題

 バイト先にて。こういうどうでもいい番組が見れるのは、大学の中ではないことなのである。鼻毛のび放題。
 むかしの明石家さんまのように、爆笑問題は「いいとも」の中で、所詮一コーナーに過ぎない十分程度の時間を力業で自分たちの冠番組と同じテイストにすることに成功している。勢いって、そういうものなのかもしれない。

 好き嫌いはあるけれど、太田氏のウィットはかなりエッヂを突いたマニアックな知識が要求されるし、基本的にお笑い偏差値は高めだ。逆に田中の方は、ちょっとそこいらのおっちゃんおばちゃん並のお笑い偏差値といえる。

 結果として、ほとんどの視聴者は太田氏と田中氏の間に存在することができる。いったいこの爆笑問題のバランスの悪さはなんなんだろうか、きっとこれこそが彼らの秘訣というか、ポピュラリティのキモなのだろう。

 音楽的な表現でいうと、高音+低音強調の、いわゆるドンシャリ的なバランスということになるのだろうか。