2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧
陰謀論関係の本2題、挙げてみよう。『陰謀論で親を失いました』母親を陰謀論で失った (コミックエッセイ)作者:まき りえこKADOKAWAAmazonコロナ禍で、今までやさしかった親が、なんか変になった。 妙に攻撃的で、間尺に合わないことを言い出したり、信じたり…
それを読むたび思い出す作者:三宅 香帆青土社Amazon(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法作者:三宅香帆笠間書院Amazon三宅香帆さんは、高知出身で京大の文学部を出た方。 だいぶお若いはずだけれど、たくさん本を読ん…
危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』作者:赤坂憲雄,杏,稲葉振一郎,大木毅,大澤真幸,大童澄瞳,叶精二,川上弘美,小泉悠,河野真太郎,佐藤雄亮,杉本バウエンス・ジェシカ,鈴木涼美,鈴木敏夫,竹宮惠子,長沼毅,福岡伸一,宮崎哲弥徳間書店Amazonちょっと話題…
魚社会 (楽園コミックス)作者:panpanya白泉社Amazonガロの系譜の匂いする描線。 日常系漫画のようであって、異世界に引き摺り込まれる感覚。 panpanyaは20代の頃の僕ならもっと耽溺していたであろう、サブカル系の素晴らしい作家だ。panpanya『グヤバノ・ホ…
元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者――富裕層に学んだ一生お金に困らない29の習慣作者:小林 義崇ダイヤモンド社Amazon今週は、死とか老とかそういうトピックが多かったので、最後はやや生々しげなお金の話。国税、つまり税務署に勤めていた人…
老年の読書(新潮選書)作者:前田速夫新潮社Amazon老境に差し掛かったら、どういう本がいいんかな。 癌をして、先が見えない不安を抱えた状態。 そういう心境での読書は、若い時分の読書とはまた違った切迫感と味わいがあるよね、 と老境の筆者がいろいろ読…
無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―作者:山本文緒新潮社Amazon お別れの言葉は、言っても言っても言い足りない――。急逝した作家の闘病記。 これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流…
ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記作者:ジョン エルダー ロビソン早川書房Amazon最近の僕は岡田斗司夫のYoutubeチャンネルを好んでみている。知識の豊富さと遠慮のない物言いが、大変にうまがあうわけである。考えてみれば 2000年前後には岡…
世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析 (角川文庫)作者:斎藤 環KADOKAWAAmazon「ヤンキー」とは何か。日本においてヤンキーという文化はどのような効用があるのか。 ということを滔滔と論じている本。 少し前に入手していたけど、Kindle積読になってい…
Branding 本質から学ぶ付加価値の意味作者:関野 吉記プレジデント社Amazon経営者的なえらげな立場で「人の話を聞きますよ」ってえな態度でいると、なんか色々本とかが手元に届く。 これも、多分、対面営業の証券会社の人が呉れたもの。ちなみに私はこういう…
堀井 憲一郎は、京都市出身のフリーライター、コラムニスト。週刊誌「週刊文春」に「ホリイのずんずん調査」を長期連載していたほか、テレビ・ラジオへの出演もある(Wikipedia)。ま、マスコミとか時流に乗って生きていた人である。 そういう人が、時代につ…
古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで (中公新書)作者:柿沼陽平中央公論新社Amazon古代ローマ人の24時間 よみがえる帝都ローマの民衆生活 (河出文庫)作者:アルベルト・アンジェラ河出書房新社Amazon生活者としての当時代人の生活(主に衣食住に関す…