半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

西原理恵子『毎日かあさん2 お入学編』

引き続き二巻もすぐ購入。 うーんなんだか、子育てって大変だけど、やりがいがありそうですね。 個人的には下の妹のお姫様体質は目が離せないところではあります。 お兄さんの方は、きっとバカに育つのかもしれないけど、心やさしいのが随所にみえる。僕こう…

中村光夫『日本の近代小説』

日本の近代小説 (岩波新書)作者: 中村光夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1954/09/20メディア: 新書購入: 6人 クリック: 10回この商品を含むブログ (21件) を見る 旅のお供、これは家の押入れに眠っていたやつを引っ張り出してきた。 もう、家には岩波青…

TV-Bros.

今私は家では全くテレビを見ないのであるが、TV-Bros.は欠かさず買っている。つい最近中国地方版が出始めたのだ。それまでは東京版を買っていた。これほど無駄な買い物はあるまい。 学生時代から読んでいるが、さすがブロスだ。好きな男・嫌いな男ランキング…

『嫉妬の世界史』山内昌之

嫉妬の世界史 (新潮新書)作者: 山内昌之出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/11/01メディア: 新書 クリック: 25回この商品を含むブログ (37件) を見る これも旅のお供に購入。旅のお供にさらっと読む。まぁ、今まで自分の仕入れた雑学知識の確認作業のよう…

カミュ『異邦人』

日曜日旅のお供に本棚の奥に眠っていたやつをひっぱりだして読んだ「今朝、ママンが死んだ」から始まる有名なやつである。 うーん、旅先の、浮ついた心で読んでもあまり心のコアな部分には響かないのなのかもしれないな。なんといいますか、案外平凡な読後感…

西原理恵子『毎日かあさん カニ母編』

最近は高須クリニックの高須院長とつるんでいることが多い、毒漫画家西原さんの子育て日記。 二巻が出たので、一巻を買った。 やっぱりこの人はすごいなぁ。 他で書いている漫画では断片しか語られないプライベートの全貌がある程度わかったけど、大変だわな…

バイト日変えてすぐの外来で、人こねえんだよな。

『笑っていいとも!』

ええと、夜にやっていたらしい、春の祭典ではなく、通常バージョンの話ね。 名取裕子さんがテレホンショッキングのゲストだったんですけど、(ええ、今日はバイトの合間、少し時間が空いたのでこんな時間に飯が食えてました)、それはまぁ、お美しいあでやか…

『「人口減少経済」の新しい公式−「縮む世界」の発想とシステム』松谷明彦

少年カフカと同時に購入。前に話題になっていたので買ってみた。 まず、非常に淡々とした文体で、いわゆるベストセラーに求められるようなテンションの高さがまったくないことにちょっと驚く。啓蒙書につきもののいやらしさ、くどさはなく、むしろ白書などに…

少年カフカ

『海辺のカフカ』単行本出版の際に出された、読者からのメールに村上春樹が返答しましたスペシャル本。よくもまぁ、1200通ものメールに、返事を…… これは大変だったでしょうなぁ。こういう便乗ムック本って、買うのに抵抗あったんだけど、文庫化されても店頭…

南木佳士『医学生』

ちょっぴり半自伝的な医学生の青春群像。うわぁ、これ、リアルだ。どんな患者にも歴史があるのと同様、どんな街の片隅にもいるようなつまらない医者にだってそれなりのドラマがある。この本で出てくる4人のエピソードには、現実に同じ人生のコースを過ごし…

いろんなスターが200人そろって番宣を行うやつ

を当直先で観ていた。 とりあえず、島田紳助が何の問題もなく出ていたね。オリンピックでおっさんに捕まって金メダルを逃したマラソンの人が出ていた。くしゃおじさんに似ていた。

テッド・チャン『あなたの人生の物語』

この前の『海辺のカフカ』を読んでいた時、バイト先に上巻だけ持っていったんですけど、もう没入したお陰でさっさと読み終わってしまったのです。下巻を読みたいが、家にある。しかし当直明けまで家には帰れない。 うわーん。 という状態で、代替物として購…